Up の永遠のパートナー Down の解説回です!
前回までに明らかになった Up と Down が上でも下でもないという真実!
Up が「上への動き」「完全に」と言う意味であったように Down も「下への動き」といったニュアンスの模様♪
以下のYouTubeへのリンクが「がっちゃん英語」へのリンクとなりますのでご参照ください(^^♪
今日もがんばる!!
Down の本当の意味
やはりイメージは「下へ向かう動きそのもの」とのことです!
日が落ちる、立っていた人が寝転ぶ動作など下への動きを表すとのこと
地面に触れようが触れまいが、角度が斜めだろうが垂直だろうが関係なく、とにかく下への動きだそうです!
The ball rolled down the roof.
の場合には、訳し方として
「ボールが転がった 下の方へ 屋根の」
といったように、前から順に読む訓練は巻き戻して訳す癖を治すために必要です!
Down の持つ他のニュアンス
疑問点としては、Down は動きがなくても下のものにも使われるような気がするということ
Our house is down the street.
The sun is in down
など、あまり動きと言うイメージではないように思います…
基本イメージはあくまで下への動きだそうですが、その動きの過程でもあり、下への動きが終わってそれ以上 下がる余地のない状態「降下終了」もニュアンスとして含まれるのだそうです!
これが止まった状態にもつながるという話のようです
またイメージとしてはコップに入った水が減って行って下へ下へと下がる感じで下がりきって止まった点を考えてみると
水がないという「消滅」のイメージにもつながるとのことです!
The fire is down.
The battery has run down.
など
Down の動きから派生した結果であれば、今現在動いていなくても Down の一部とみなすようです!
基本イメージから抽象的な表現への広がり
暗記するしかないと諦めていると「下」と一見関係ないような表現になぜ Down が含まれるのか?
そんな疑問が残念ながら解消しません…
前置詞において全般的に言えることは、物理的に目に見える動作や位置としての意味だけでなく、抽象的な場面においても自由度が高く使われるということです!
ちゃんと意味をイメージとして理解し把握することが大事!
Down に関するところでは、立場的にも心理的にも相手を重んじる、敬意の念を払うことで自然と動作や態度が低くなる
逆に相手をさげすむ、見下すような場合は look down と相手を低く見るような表現となる
このように人の心理が言葉につながっているということは国が違えどほとんど世界で共通するものだと思われます
Down も Up と同様に Down し続けなければ維持できないような力の作用があります
放っておくと上に上がってしまうものもあるということ
例えば、水素入りの風船や嫌な記憶、感情の高ぶりなど
これらを抑えるためには下へのパワーが必要となってくる だから Down が用いられる
He is trying to live his past down. 彼は過去を抑えようとしている
He fought his anger down. 彼は怒りを抑えた
Calm down. 落ち着いて
目に見える動きではなくても普段の生活のあちらこちら Up と Down の要素は存在するということです!
時間の概念として「過去」を考えると
さかのぼる ⇒ Down the years
受け継がれる ⇒ be handed down 、 come down
などにも Down を用いた表現が出てくる
文章を書く時を考えると
改行すると上から下へと書かれていく
記録と時間は密接に関連していて過去であるほど上の方に記載される
1985
↓
2000
↓
2011
↓
2021
そう考えると書き記す行為自体が、ペンを紙に向けて降下させる動作であり、文章の記録は下の方へと降りていくイメージ = Down となります
Youtube 動画の冒頭にあった
I’m down
については「同意」「賛成」を表明するものですが、
これも何かに賛同する際には名簿や署名欄に提案内容の下に自身の名前を書くという行為からきているのだそうです
Write down ⇒ 書き留める
前回・次回の内容紹介
前回は「UPの持つ本当の意味とは?」に関する動画内容について紹介しております!
次回は「About の基本イメージ!」について動画を紹介したいと思います!
感想
前々回からの引き続きで「英語の上・下」に関する解説内容は今回まで見れば完璧とのこと!
おめでとうございます!
今回もがっちゃんに感謝・感激の目からうろこの動画内容でした(^^♪
動画の最後のがっちゃん語録も聞いていて励みになること間違いなし!
がっちゃん英語が英語戦死者にとってのスタート地点であり原動力であり続けることを願っております!!
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