本日の日経新聞の朝刊2面の記事によるとマイナンバーカードの交付数が2/1付けで3,198万枚となり国民の約4分の1の人がカードを取得したとのことです
私も数年前にe-taxで確定申告をしようと思って取得して以来、持ち続けていますが確定申告とマイナポイント以外で今のところ使い道がないような気がします
その他ではその時の気分で免許証代わりに証明書として使うことがたまにあるくらい
今後の計画としては3月からは健康保険証との一体化が順次進むようでカードに内蔵されたICチップから保険証情報を読み取るための機器の導入が全国の薬局や医療機関で進んでいくようだ
カード利用ではこれまで手入力で行っていた受付作業を時短できるなどのメリットもあるそうでコロナが流行している昨今の事情を鑑みると少しでも医療従事者の負担が軽くなることは良いことだと思う
しかしながら読み取り機器の価格が高いこともあってなかなか進まないのが現状のよう
政府としてはコロナ向けワクチン接種においてマイナンバー利用の推進を狙っているようで接種記録とマイナンバーを紐づけて管理するシステムを目指しているとのことですが思惑通りにはいかないのではないでしょうか?
昨今のなんちゃらペイブームでセブンイレブンがやらかしたようにシステム構築を焦るあまりセキュリティがあまくなったり、そもそもこうしたシステムの構築を進める担当者がシステム開発をベンダーなどに丸投げして仕様があいまいなまま開発が進んでいってしまい、最後の最後でめちゃくちゃなことになるなんてのはよくありそう
結局このマイナンバー導入を進めて行った先にどういったメリットがあるのかが分かりにくいのがよろしくない気がします
例えばこのカードさえあれば毎回市役所に行って住民票なり納税証明書なりを取得する必要がなくなって読み取り機でピッとやれば年末調整やら扶養控除やらで勤め先の会社に提出する資料を用意しなくてよくなるとか、引越しの際の転居届が簡素化されて楽になるとか何か「あっそれ便利だな!」と思えるようなことを前面にアピールして行けないのだろうか?
いきなり最終形にするには時間もコストもかなりかかるのでしょうが、よさげな未来像を明確にイメージできるようなPRも必要だと思います
余談ですが同じ朝刊にクロネコヤマトのロゴマークが改訂されるとの見出しがありました
見慣れたマークが変わってしまうのはさみしいなとも思いますが、しばらくすると慣れてしまうのが人の常、今ではルパンの声が山田さんでなくクリカンになったことに違和感を感じなくなりました
ドラえもんの声もしかり
世の中は常に変化していく中で変化に抵抗を覚える人も多々いるのかと思いますが、時間とともに慣れて行ってしまうのもまた人の性質なのでしょう
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