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小規模事業者向け持続化補助金申請のアドバイスのはなし

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補助金申請を提案してみた

あるとき中国人の友人が脱サラして商社を起業した。
「持続化補助金制度を活用してみたら?」
私は勤めている会社で設備投資の際に補助金申請に関わったこともあり、昨今の補助金制度とかもまれにチェックしていて目に入ったので、ちょっと提案してみた。

申請状況を聞いてみたら…

しばらくして忘れた頃に「申請書を書いたから添削して!」と唐突に連絡があった。
「商工会議所に行ってアドバイスをもらったら?」と聞いたら既に添削してもらったとのこと、「じゃあもう添削不要じゃん」と思ったけどとりあえず送られてきた申請書を見てみた。 
「良く中国人なのに日本語でここまで書けるな」と感心したけどアピールのポイントが高品質で低価格、短納期的なことが書かれていて、「ちょっとありきたり過ぎだろ」と思った。

添削のポイント その1

「何かお客様からこういう点が依頼して良かった!と言われたエピソードとかないの?」と尋ねたら、「日本から中国の工場に発注する際、ニュアンスがうまく伝わらず中国っぽいデザインになりがちだけど、うまくまとめてくれて助かる」と言われたそうな。
中国と日本のどちらの文化にも詳しいという点が独自の強み、参入障壁的なものになり得るだろうし、そのエピソードを強調して申請書に書くように提案した。

添削のポイント その2

もう1つ気になる点として補助金がもらえた際の使い道と言うか効果予測を書いたほうが良いのではと思った。
展示会に出展する際の足しにする用途とのことなので、出展したら何社くらいリストが取れて、見込み客のうち成約するまでが何%くらいだから、客単価をかけてこれくらい売上増が見込めますみたいな数値を示したほうが良いと伝えた。

結果はいかに?

最近補助金申請の結果がどうなったのだろうと思っていたら家まで梅酒を持って来てくれて無事に審査を通って補助金をもらえたとのこと。
彼はその後、私の家の駐車場に車を停めて息子と一緒に近所の港に釣りに行きましたとさ、めでたしめでたし。

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