英語で相手の意見に同意する際は「Me, too」を使うということは日本人でもほぼ常識的に知っていそうな気がします
とりあえず分からなかったらMe, tooかYesと答えておけば何とかごまかせそうな…
それほどご厄介になっている表現
しかしながら、否定文で意見を述べられた場合には、この表現は使えないんだそうです!
衝撃的な事実…
「えっ?じゃあ何て言えばいいの?」
私も分かりませんでした
今回はそんな解説内容です
否定文への同意のしかた
日本語で考えると相手の意見が肯定だろうが否定だろうが「私も~」と言っておけば同意の意志を示すことができます
でも英語では否定の場合は表現が異なるそうなんです! (大事なことなので2回目です)
英語を勉強していてちょいちょい出てくる違和感は今回の話だけでなく、この否定に対する返答方法という部分で多いように思います
結論としては否定に対する同意では「Me, neither」が使われるそうです
「何でNeitherやねん!」
答えを聞いても「?」が止まりません
ちなみにこの用法は前回のEither、Neither特集の際に紹介されたよく使われるパターンの4パターン目になるそうです
I’m happy ⇒ Me, too.
I’m not happy ⇒ Me, neither.
注意点としては否定的・ネガティブな感情に対してではなく、あくまでも文の構成として否定形であったら
I don’t like him ⇒ Me, neither. 私も好きじゃない(嫌いです)
I hate him ⇒ Me, too. 私も嫌いです
同意表現の整理
セットで覚えるとしたらtoo, either, neitherに加えて So も必要とのことです
So てかそーそー 日本語の「そう」にも近い
表現としては So am I. とか So do I.が Me, too. とほぼ同じ意味になるようです
ちなみにMe, too. も Me, neither. も省略形のため全文を示すと
I am happy, too.
I am not happy, either.
となります
ここでの注意点としては not + either が短縮されると neither になるという点です
前回の解説にもこの点はありましたので要復習ということで!
整理すると以下の表のようになります
肯定文に同意 | 文末にtooをつける So +動詞(助動詞)+主語 |
否定文に同意 | 文末にeitherをつける(省略形ならNeither) Neither +動詞(助動詞)+主語 |
倒置表現?について
So do I. とか Neither do I. などは動詞と主語の位置がひっくり返っているのでいわゆる倒置として解説される表現方法ですが、がっちゃん英語ではこの考えを根本からひっくり返すトンデモ理論が飛び出します
「Soを主語扱いして動詞をくっつけているものとみなす!」 ⇒ So do
「さらに誰の同意だか情報をくっつける!」 ⇒ So do I
「そして、あえて言うならばこれは倒置ではなく省略である!」 ⇒ So do I (am tired).
この理論については正直、倒置で考えるべきなのか、どっちが分かりやすいのかすぐにはピンと来ない気がします
でもまぁ、そういう風に考えた方がしっくりくるようにも思いますし結局のところ人によって覚えやすい方で理解しておけばいいのかと思われる領域です
ただ何となく倒置として覚えるよりは、「こういう考えもあるのか」と自分の頭の中で考えることで定着しやすくなることは間違いない気がします
感想
心に響くがっちゃん英語
もはや人生の教科書と言っても過言ではありますまい
何かを成そうとするならば、作り上げる前の状態で誰かの同意を求めるよりも、とにかく突破してみる勇気と覚悟が大事なんだと
何もしないのが一番の失敗で
とにかくやってみる それが一番大事
前回の解説
Either(Nither)のイメージとよく使われるパターンの解説はこちら
コメント