あまりに身近で多用される前置詞 Out
一見簡単な単語なので習得する必要性をあまり感じないのも事実です…
そんな Out の意外な一面を紹介してくれるのが今回のがっちゃん動画となります!
以下のYouTubeへのリンクが「がっちゃん英語」へのリンクとなりますのでご参照ください(^^♪
今日もがんばる!!
Out のイメージ化
Out と聞くと真っ先に思い浮かべるのが「外へ」という印象
中から外へ出るイメージは間違っていないようですが、用途が多く組み合わせも無限にあるためどのように使いこなせば良いかが疑問となります
外へ出るイメージとして見落としがちな部分としては、「どこの視点から見て外へ出るのか?」という点だそうです!
内部にいる人にとっての外へ出るという動作は、目の前からの「消滅、消失」となりますが、反対に外部にいる人にとっての外へ出るという動作は、「現れる、出現」といった比較的ポジティブに受け止められる現象へと変わります
Stars are out. ⇒ 星たちが見える、星たちが出ている
Out の抽象的なニュアンス
「外へ出る」という意味合いから in の反対の意味を持つ単語として捉えられることが多いわけですが、抽象的なニュアンスとしての out は必ずしも in の反対とは限らないといったことも重要な点のようです
ある集合の中から外に出るという行為の結果は「何かしらの区別ができる」といった意味も持つこととなります
これにより「強調」という意味も含まれるとのことです
Please hear me out ! ⇒ もっとちゃんと聞いてよ! (強調する)
出現と似たようなニュアンスとして生命が外へ出るという行為は生まれる、誕生といった意味にもつながります
The flowers are out. ⇒ 花が咲いている
The chicks are out. ⇒ ヒヨコが生まれる
His new book will soon be out. ⇒ 彼の新しい本がもうすぐ出版される
また集団から外へ出ている = 優れすぎていて Out 扱い
とも捉えることができますので、ここから転じて「頭角を現す」、相手を上回ることで「勝利」といったとてもポジティブな意味も持つようです!
She stands out in audience. ⇒ 彼女は観客の中で際立っている
Out のポジティブな使い方としては
Work out ⇒ うまくいく、大丈夫、何とかなる
といった用法も持っているようです(^^♪
Out の完全性
がっちゃん曰く、Out は「完全に」という意味も持っているとのことです!
これもポジティブなイメージかと思いきや必ずしもポジティブに受け止めらえるものばかりではないようです
抽象的な表現としてのネガティブな表現の一つなんだそうです
イメージとしては中にあるものを外に出すことで最終的には「尽きる」という状態となります
このひとつ残らず吐き出したという状態こそが Out の持つ完全性なのだそうです!
run out ⇒ 底を尽きる、品切れになる、使い尽くす
The fire has burned out. ⇒ 炎が完全に燃え尽きた
Sold out ⇒ 売り切れた
その他の比較的ネガティブな用法としては消滅、尽きるイメージから「中断」「機能の消失」という要素まで含むようです
My car is out of order. ⇒ 車の機能が消失している、故障している
My hand is out. ⇒ 手が動かない
He is out because of sickness. ⇒ 彼は病気のため休みです
She is out with Yunho. ⇒ 彼女はユノと絶交した
前回・次回の内容紹介
前回は「Around のイメージ化について!」に関する動画内容について紹介しております!
次回は「Into のイメージ化!」について動画の内容を紹介したいと思います(^^♪
感想
世の中、自分自身の知っている部分だけ見えてくるもので
広い世界に対して視野の広さを持つことが重要
一つでも多くを見て知ることで人生において味のある花を咲かせることができるようになる
英語だけじゃない「がっちゃん語録」の奥の深さに毎回感銘いたします(^^♪
とりあえず生きてみる やりたいことがあればやってみることが大事なんだと
世の中、知らないことの方が多いのだから何か困っていてもなんとかする方法も見つかるものだと思いますし、視野を狭くしすぎて息苦しくなるのもつまらない
今の時代、知ろうと思えばネットを使うなりで何とでもなるのだから、とにかく諦めずに何とかするという意気込みを持って日々頑張っていきたいと思います!
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