「助動詞なんて存在しない!むしろメイン動詞である!!」というのが、がっちゃん先生の主張ですが、そうなると「メイン動詞のはずなのに何で主語が He や She のときに三単現の s が付かないの?」という疑問が生じます…
今回はそんな疑問への解説回となっております♪
以下のYouTubeへのリンクが「がっちゃん英語」へのリンクとなりますのでご参照ください(^^♪
今日もがんばる!!
英語ではどうして時制を重要視するのか?
日本では時制と聞くと「時刻的な次元」と考えてしまいがちです
つまり「現在・過去・未来」というと「時計的な時空間がある」という認識になる
順番としては、「過ぎた時間」⇒「今の時間」⇒「後から来る時間」といったところ
抽象的に考えると世の中は事件や事の繰り返しであるとも言えます
ここで「その事件や事がどれだけ明確であるか?」は非常に重要な情報となります
英語では、ここに時制という概念が影響を及ぼしています!
現在見ているものすべてが紛れもなく確実である
すなわち「今」が一番明確であると言えます!
これに対して未来というものは、あくまでも現在の考えであると言えます
「考えの領域」=「不確か」 とも言えます
これは Will と going to の違いにもつながります
時制という大きな概念をつかむ上で「過去はどうとらえるべきか?」
過去なので一見不確かであると思いがちですが、本当にそうなのか?
確かに過去は美化、風化することがあり、あまり確実とは言えないようにも思います
ただしそれは「ちゃんと記憶しているか?」ということが前提の話です
もしカメラですべての事件、事が録画されていたらどうでしょう?
これはかなり明確な情報といえるはずです!
要するに過去については、それが「記憶」であるのか「記録」であるのかによって明確さが変わってくる
ちゃんと記録されているのであれば、過去ほど不変で明らかな事実は他にはないとも言えます
これでも本当に不確かと言い切れるのでしょうか?
過去は今とは無関係の次元とみなす
じゃあ過去が不確かでないとするとどう捉えるべきなのか?
英語における「現在」と「過去」の関係は、「確か、不確か」というよりも「距離」として捉えるべきのようです!
過去は距離が遠いもので、どんどん遠ざかっていくイメージ!
現在、今という概念は距離的に近い次元といえます
このことから過去という概念が持つニュアンスとして「不確か」という認識にもつながります
ここで日本語と英語の決定的な違いとして人と人との距離感、すなわち「謙遜」とも時制が関係してくるという点です!
これについては今後の Would や Could の解説の際により詳しく紹介していただけるとのこと
時制を単なる時刻としてしか認識していない日本人にとっては分からない領域がこの辺りの話になるようです(^^♪
現在と未来の関係 | 確か か 不確か |
現在と過去の関係 | 近い か 遠いか |
今回のテーマである助動詞についても、この時制の概念が適用されています
現在 ing must / ought | 今 can / may | 未来志向 will / shall |
過去 | could / might | would / should |
同じ時制にいる助動詞同士でも一見似ているようで違いがあるようです
学校で教えてもらう英語では和訳のニュアンスで区別することが多いようですが、あくまで助動詞は「話し手の考え、意思」であるということでニュアンスを区別する方がよさそうです
助動詞に三単現の s が付かない理由
がっちゃん曰く He や She が主語の時は、「私と話していない寂しい人たちだから さびしいの s をつける」とのこと
これに対して助動詞が付く場合は話し手の考えがそこに加わるので私という存在がそこに関わることとなる
「誰かに考えてもらえるから寂しくないじゃないか!だから寂しいの s はいらない!!」という主張のようです
この考え方については賛否両論ありそうですが、とにかくそう覚えておけば忘れづらいようにも思います
前回・次回の内容紹介
前回は「助動詞と否定の not の真実!」に関する動画内容について紹介しております!
次回は「過去・現在・未来 時制の概念大解剖!」に関する動画内容について紹介しております!
感想
どんな活動をするにも自分一人ではなく、それを見守ってくれる皆さんという存在が関わってくる
見えないけれども、ここにいない誰かのために動画なりブログなりを作って投稿する
アナタがいなければそうした活動にも意味はない ただの自己満足にしても誰かの存在がいることは大きいと思う
コメント