Like については動詞としての「好き」というイメージが基本だと思っていたけれども実は前置詞としての意味の方が元になっているそうです!
がっちゃん曰く「そこから色々な使い方に派生していった」とのことです
前置詞だと「好き」という意味にはならない単語が、果たしてどうやって意味が派生していったのか?
以下のYouTubeへのリンクが「がっちゃん英語」へのリンクとなりますのでご参照ください(^^♪
今日もがんばる!!
Like のもともとの意味
Like の元の意味は「合う」だそうです!
そこから「近づく」「近寄る」といったニュアンスになっていた模様です(^^♪
辞書的には前置詞の場合:「~のように」
動詞の場合:「好き」
と全く別の意味となりますが、これらがどうやってつながるのか?
イメージとしての根っこは同じであるため基本イメージがやはり大事とのことです
Like の基本イメージは「気が合う」などの「合う」だと考えると「似ている」⇒「~のように、~みたいな」と連想できます
また「気が合う」相手とは近づきたいという親近感が生まれるのが自然で、そこから「好意」が生まれることも想像できます
逆に考えて「好意」があると相手に近づきたい、近くにいることで「似る」とも言えます
動詞として Like が使われる場合は、
I like cats. ⇒ 私はネコがすきです
これは「好き」という意味で良さそうです
一方で前置詞として使われている場合は元のイメージである「合う」「似ている」として訳すとうまくいくようです
Someone like you ⇒ 誰かがあなたに似ている
通常は英語の分の場合は動詞がどれだか分かるような形となっています
上の例では、
Someone likes you ⇒ 誰かがあなたのことを好きです
この場合は三単現の s がつくことで likes が動詞だと分かります
We worked like slaves. ⇒ 私たちは奴隷のように働いた
この場合は動詞が worked であり、既に存在するため like は前置詞だと分かります
She is like her mother. ⇒ 彼女は母親に似ている
この場合も動詞の is がすでにあるため like は前置詞となります
What was the weather like ? ⇒ 天気はどうでしたか?
この場合は天気が何と近いか?どのような状態に似ているのか?
といったニュアンスで Like が使われているとのことです
ネイティブの方の場合は Like を「好き」という動詞で使うよりも前置詞としての「つなぎ言葉:~みたいな、あの、あれ」といったニュアンスで使われることの方が多いようです
Like の語源と派生語
Like の語源はサンスクリット語の「リック」がもととのこと
そこから リック ⇒ リク ⇒ ラク ⇒ ライク と変化したそうです
ちなみに漢字の「落」も同じく「リック」が元のようで「恋に落ちる」⇒「好き」というのも一説としては面白いのではないかと思います
Like からの派生としては、Unlike、Dislike といった否定の意味も含む単語がありますが、この違いとしては
Un:反対の + Like ⇒ Like の反対:「似ていない」という前置詞
Dis:排除する、除く、奪う + Like ⇒ 奪うことで無にする、「嫌い」という動詞
となるようです
前回・次回の内容紹介
前回は「前置詞 Beyond のイメージ化!」に関する動画内容について紹介しております!
次回は「~の間に During For While の違いについて!」に関する動画内容を紹介したいと思います(^^♪
感想
がっちゃん曰く「好きなものを手に入れたためにひどい目に合うこともあれば、夢破れたけれども運よく良い人生になることもある」とのこと
確かに自分の思い通りに行ったからといって必ずしも良い結果になるとも限らず、逆に思ったことと違うことになっても良い結果になることもあるのが人生だと思います
じゃあ結局のところ何も努力しなくても良いのかと言えば、それも何か違う気がする…
重要なことは何か好きなものに打ち込めた、近づけたという経験自体が重要で、その過程が自身の経験値へとつながることに価値があるのだと
「好きなものを見つけられただけでもラッキー!!」
そういう風に前向きに生きていけることが、いろいろな経験につながり人生を豊かにするのだと思います(^^♪
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