大河ドラマなどで最近話題の渋沢栄一さん
日本に実業を芽吹かせることに非常に情熱を持っていた方なのだと思います
みづほ銀行や日経新聞社、IHIなど名だたる企業の創設に関わっていたとのことで、その行動力を見習いたいです!
ともあれ新しい一万円の肖像画になるということでせっかくなので車のオイル交換作業待ちの間に書店に行って著書を買ってみました。
とりあえず半分くらい読んでみたので、どんな内容かをざっくりとまとめてみます。
そもそもタイトルの「論語と算盤」ってどういうこと? と思っていたのですが要するに論語というのは道徳とか精神的な豊かさの象徴で、もう一方の算盤は経済的であったり物質的な豊かさの象徴ということのようです。
主張としては「精神的な豊かさも経済的な豊かさもどっちかだけではうまく立ち行かない、両輪そろってはじめて本当の豊かさが得られる」といったことなのだと思います。
同じ意味合いで別の言い換えとして「士魂商才」と書いてありました
武士道精神は必要、でも精神面ばかりに偏っていて経済面で破綻してたらダメでしょ!ということ
時代背景なども絡めて、「江戸時代は武士道精神など道徳心は豊かであったが経済には世界的には劣っていた」「明治維新後は物質的な豊かさ重視で急速に発展したけれども精神的な豊かさは失われてしまっている」といったことを嘆いていたような感じでしょうか?
本の構成としては、現代語訳版の著書を読み始めると最初の「はじめに」の項でも書いてありますが、この本自体は渋沢栄一さん本人が書いたものではなく講演会などで語られた内容を記念財団の方がテーマ別に編集したもののようです。
そういう意味では「論語」に近い形式なのかもしれません。
まあしかし、たいていの人は論語くらい読んだことがあるだろうとおっしゃっていますが、すみません😣💦⤵️ 私、途中までしか読んだことありませんm(_ _)m
多くの人は小中学校の国語の授業で習うくらいじゃないでしょうか?
ともあれ頭から最後まで読んでいくのも良いですが、気になるテーマのところからつまみ食いで読んでいっても特に問題なし! 気張って途中で挫折するくらいなら気軽に触れてみる程度でもタメになるでしょ♪ というのが持論です
私はせっかくなので教養として最後まで読んでみたいと思いますm(_ _)m
そう言えばタイトルは「論語と算盤」なのに本文の中では「論語とソロバン」って書いてあるのはなんでだろうか?
あえてそうしたのだとすると何か意味があるのでしょうか?
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