そもそも「G検定って何?」という方もいらっしゃるかと思います
こちらは日本ディープラーニング協会が主催するジェネラリスト向けの検定試験という触れ込みで、技術者向けの「E資格」というものがある一方で昨今流行りのディープラーニングについて基礎的な知識を習得することを目的とした検定となっています
要するにプログラミングとかを行う技術者ではなくても「ディープラーニングって役に立ちそうだから最低限の知識は身に着けておいてうまく活用できたらいいね♪」ということ
ディープラーニングという技術の概要や手法、人工知能の研究に関する歴史、現状でどんなことに活用されていて、今後どういった分野に広がっていくかなどについて…
これらの知識は専門家でなくても注視する必要があり、こうした技術革新を実際のビジネスで活用する場面を作り出すためには技術者だけではなく、多くの分野の人たちの力が必要なのだということ、そのためにより多くの人たちに知ってもらうというのが、この検定の本筋なのだと思います
私自身、最初にこのG検定なるものを知ったきっかけは2019年4月に東京ビッグサイトで開催されていた「AI・人工知能EXPO」という展示会に参加したことにあります
当時話題になっていたプリファードネットワークス社の岡之原副社長の話を聞きたくてセミナーに申し込んだのがそもそもです
個人的には(株)ABEJA の岡田さんの講演内容も面白く「日本は2012年の革命についていけてない」とか「なぜ勉強しようとしないのか?」といった意見にハッとさせられました
その中で確かG検定についても触れられており、セミナー会場の出口でG検定のテキストが売られていてものすごく興味を持った気がします
今思うとテキストを売るための販売戦略の一環なんじゃないかってくらい会場は大混雑の大盛り上がりでした
ただ私自身興味は持ったのですが、実際試験について調べてみると受験料が¥12,000(一般)と結構高い…
軽い気持ちで受けるにはちょっとハードルが高かった… 心が折れそう…
しかしながら、好機が訪れます 2020年第2回のG検定です!
実はこの回「コロナ禍の中における自宅学習を励行しよう」という協会の粋な計らいで通常の半額で受験できるとの知らせがあったのです!!
「これは受けなきゃな!!」ってことで早速テキストを買い勉強をはじめました
結果から申しますと合格したのですが、使用した参考書は公式テキスト(白いやつ)と某問題集(黒いやつ)の主にこの2冊です
試験の内容としてはこの2冊をしっかり勉強しておけば半分くらいは確実に点が取れます
特に白いテキストは読みやすいし、ためになると思います
「っておいおい半分しか点が取れんのかよっ!」
でも大丈夫♪ 基本4択問題なので半分確実に取れれば後は何とかなります
残りの半分は時事ネタが多いのでよく出るところをネットで調べておいて、まとめサイトをブックマークしておくなどがおススメ!
G検定のGはGoogle検定のGとも呼ばれているとかいないとか、自宅でパソコンをネットにつないで試験を受けるのでカンニングし放題です(建前として禁止ですが…)
しかしながら、ぶっつけ本番で全部Google検索に頼るのは時間的に無理があります
120分で200問前後を解かないといけないため、いちいち全部調べていたら時間が無くなり色々と終わります
それなので白い本と黒い本はしっかりやっておいて基本的な所はサクサク解いていくのがベター
AI白書とかは読み始めると頭が痛くなってきて先に進めず逆効果(興味があるところをざっと読んでいくとかはありだと思います)
そんな感じで勉強するのが効率が良かった気がします
合格ラインは公表されていないようですが、いろいろネットで調べた情報と私自身の受けてみた感覚的には6~7割くらい正解していれば受かるんじゃないかと思います(感覚で7割~8割できていればほぼ確定) たぶん私は7割くらいできていたと思います
他の参考書としては個人的には赤い本と青い本も面白かったので、できればこの辺りもザックリと読んでおくと良いかもしれません
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