Away と聞くと遠くへやるとか敵地などのイメージがありますが、それだけだと「~し続ける」や「貯蓄する」といった意味が含まれることに疑問が残ります…
どうしてそうした意味となるのかはイメージで捉えると分かりやすい!
そんながっちゃん英語のご紹介です!
以下のYouTubeへのリンクが「がっちゃん英語」へのリンクとなりますのでご参照ください(^^♪
今日もがんばる!!
Away のイメージ化
Away の基本イメージは、
- 特定の場所、もの、人から離れていくこと
- ある基準から離れていること
なのだそうです!
Go away ! ⇒ あっちへ行け!
これは空間的に離れていく様子を表します
A away B
とあったら
Aが離れている その出発点は B と解釈するのが良いそうです
よくセットで使われるのが From この前置詞によって多くの場合は出発点を表現してくれるようです
A away from B の形
He’s swimming away from the shark. ⇒ 彼は泳いでいる サメから離れるように
こちらは遠く離れるという概念となります
一方でここへあったものを遠くへ飛ばすといった「放射」「放つ」といった用法もあるようです(^^♪
The soldiers fired away at the target. ⇒ 兵士たちは標的へ向かって撃った
もともとある基準から離れている状態を表現する場合には、
Be動詞、Keep、Stay、Stand とセットに使われることが多いようです
これらの単語自体が、その状態を保つような意味を含んでいるとのこと
逆にこれらの単語以外につく場合は元ある場所から離れていく概念とも言えます
We stayed away from him. ⇒ 私たちは彼から離れた
I had to keep away from greasy food. ⇒ 私は脂っこい食事を控えなければならなかった
ニュアンスとしてはどちらかが接近しようとしている傾向があり、そこから離れる意図が含まれるようです
Be動詞を使う場合は空間上の距離を示すことが多いようです
His school is 15 km away from his house. ⇒ 彼の学校は家から15km離れています
またBe動詞+Away の表現としては時間上の離れ具合も表すことができるとのこと
Her birthday is one month away. ⇒ 彼女の誕生日は一か月後です
Away の抽象的な表現
質問、回答などを投げるといった抽象的な表現としての放つという意味でも使われるそうです
I’m ready for your questions. Fire away. ⇒ 質問への準備ができました ご質問ください
その他の抽象的な表現としては、物理的にここではない場所へ放つ、離れることから遠くへ行って見えなくなってしまうため「消滅」「不在」というニュアンスも持つようです
My mother is away today. ⇒ 今日、母は不在です
The candle burned away. ⇒ ロウソクは燃え尽きました
Spirit away ⇒ 神隠し
遠くに離れていくものをイメージすると徐々に小さくなっていく様子が思い浮かびます
小さくなっていくことから「減少」を表す表現としても使われるようです
The sound of the orchestra faded away. ⇒ オーケストラの音が徐々に消えていった
The tires on his car wore away. ⇒ 彼の車のタイヤがすり減った
Trade always falls away during the winter. ⇒ 取引はいつも冬になると落ち込む
減少としてはお金が減るという表現でも使えますが、
逆に遠くに置くことで使わなくて済む場合もあることから「貯蓄」「保存」としての使い方もできるようです!
He laid away money for his old age. ⇒ 彼は老後のためにお金を貯めた
貯蓄や保存といった意味になる場合には、file、hide、lay、storeといった単語とセットになることが多いとのことです
He stored away everything for future use. ⇒ 彼は将来のためにすべてを備えていた
Away の持つ概念として「繰り返す」「反復」については中々理解しづらいものですが、
ちょっとずつ減っていくイメージから連想し、在庫がちょっとずつ減り売ったり配ったりする様子を思い浮かべると何度も何度も配る様子、続ける様子が考えられます
そこから「繰り返し」「反復」といったイメージにつながっていくようです!
He is talking away. ⇒ 彼は話し続けている
そうなると 遠くへ離す なのか 続ける なのかどちらの意味で使われるのかが気になるところ
文脈から読み解くことも可能な場合もありますが、続けられる対象が At などで示されていたりするパターンも多いようです
They were grinding away at their studies. ⇒ 彼らは勉強に打ち込んでいた
He is kicking away at the ball. ⇒ 彼はボールを蹴り飛ばしている
At がつくことで、その地点でぴったりと続けているイメージを考えると良いようです(^^♪
前回・次回の内容紹介
前回は「前置詞 Against のイメージ化!」に関する動画内容について紹介しております!
次回は「前置詞 Beyond のイメージ化!」について動画内容を紹介したいと思います(^^♪
感想
最後の締めのがっちゃん語録
「アタナは一人です!」
でも生きている間は人と人との間で生きている
とのこと
生きているうちは多かれ少なかれ他人に迷惑をかけることもあり、反対に迷惑をかけられることもしばしばあるものです
不器用に生きることもまた大事!
ただ、人とのつながりの中で生きる以上はあえて他人の迷惑になるようなことはなるべく避けるべきだとも思います
あまりにも気にしすぎるのもよろしくなく、また あまりにも気にしなすぎるのもよろしくない
何事もバランスが大事なんだと そういうことでしょう!
生きることに積極的に 英語学習にも励んでいくのがベター かと思います(^^♪
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