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日商簿記3級の試験内容まとめ

資格・検定

簿記はビジネスにおける経済活動を数字として記録しておくための手法です!

経営者であれば決算書を正しく読み解くために必要な知識であることはもちろんのこと、購買部門であれば商品の売買取引、製造部門であればコスト管理のための原価計算など社会人の基礎知識として誰もが取っておきたい資格の一つです

特に日商簿記3級は株式会社や商店などの企業を前提とした内容となっており、商工会議所のホームページによると以下のように定義され、基礎を身に付けるためにうってつけの内容と言えます!

商工会議所の提唱する簿記3級のレベル

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル

以下のページに簿記3級の知識について活用例をまとめていますので、ご興味のある方はこちらもご参照ください♪

簿記3級は役に立つのか?
日商簿記は人気資格の一つですが、実際に資格を取ってみた経験をもとに役に立ったのかを解説したいと思います!

試験概略

試験方式について

従来は記述式のペーパーテストのみでしたが、最近ではコロナの影響などもありペーパーテスト形式の統一試験の他にネット試験も選択できるようになりました

統一試験の場合は、最寄りの商工会議所や学校などが試験会場となり3級につきましては年に3回の試験日が設定されています

ネット試験の場合は、商工会議所指定のテストセンターで受けるパソコンを用いたCBT方式となります

自宅受験は不可ですが、随時実施のためテストセンターによってはほぼ毎日いつでも受験可能となります

問題内容はペーパーテストの場合と異なり受験者ごとに異なる試験問題が出題され、試験後すぐに合否判定されデジタル合格証が即日交付されます

出題範囲は従来と同様であり、どちらのテスト形式の場合も電卓の持参が必要です

また計算用に白紙の計算用紙が1枚配布されます

受験情報

試験時間、出題形式、合格点などは以下の表のとおりです

試験時間 60分
出題形式 選択式 + 入力式 3題以内
合格点 70点以上(100点満点中)
受験料 ¥2,850(統一試験、ネット試験とも同額)

出題内容

試験の出題内容や配点は以下の表のようになります

  項目配点時間配分   内容
第1問 仕訳 15問45点15分商品売買、固定資産の売買、
給与支払いなど
第2問 勘定記入、補助簿、
 適語補充(穴埋め)
20点20分支払利息や受取利息、
固定資産、補助簿の相関関係
第3問 決算書に関する資料作成35点25分損益計算書、貸借対照表、
精算表、残高試算表の作成

統一試験、ネット試験とも勘定科目などは選択式、金額は記入式となるようです

独学のすすめ

独学で勉強される方向けに簿記3級の内容に関する解説をしております!

【日商簿記3級の勉強】No.01 簿記の目的について
簿記3級試験の対策として勉強する内容について順を追っておさらいしていきたいと思います!簿記とは帳簿記入の略であり、企業活動における取引の記録をつけることです。経済活動を行った結果であるもうけと財産状況の集計を行うための手法として用いられます。

模擬試験問題へのリンク

TAC出版や資格スクールの大原などのホームページで模擬試験問題が公開されておりますのでリンクを貼っておきます!

https://bookstore.tac-school.co.jp/pages/add/lp/boki_kaitei/pdf/157/test.pdf

https://www.o-hara.jp/files/page/course/boki_03/document_11.pdf

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